daybreak 歌詞
『空色と入道雲』
作詞・作曲:オガワエリ
ふとした時、見上げた空は驚く程キレイで
隣にいる貴方をよそにみとれてしまっていた
口に入れてみると きっと綿菓子みたいに
溶けるんだって あたしはあなたに言ったんだ
空色と入道雲 二人を眺めていた、眺めていた
小さなあたし達はただ寄り添って、寄り添って
歩いて、歩いて
焼け付くような暑さの下で二人は手を繋いで
入道雲は流れてしまって青い空が広がる
ずっと同じものはないって事ぐらいは
分かっているって言い聞かせてみるけど関係ない
空色と入道雲 記憶に焼き付けて、焼き付けて
夏は過ぎていくけれど ただ寄り添って、寄り添って
歩いて、歩いて
口に入れてみると きっと綿菓子みたいに
溶けるんだって あたしはあなたに言ったんだ
空色と入道雲 二人を眺めていた、眺めていた
小さなあたし達はただ寄り添って、寄り添って
歩いて、歩いて
『白に染みこむ灰色のように』
作詞:オガワエリ 作曲:daybreak
目をつぶれば、あたしは取り残されてる
貴方は傍にいるハズなのに
貴方は一歩、引いて見てた
冷静にしないで 抑制(リミット)は外して
イっちゃうくらいに
貴方色に染まれぬあたしなら いっそ切り捨てても構わない
白に染みこむ灰色のように あたしの隙間に入り込んで構わない
瞳(ガラス)の中に何か、映してる?
投げた言葉は何処か遠くへ
せめて視線、追ってみるけど
直にもっと触れてよ、抑制(リミット)は外して
イっちゃうくらいに
貴方色に染まれぬあたしなら いっそ切り捨てても構わない
白に染みこむ灰色のように あたしの隙間に入り込んで構わない
貴方色に染まれぬあたしなら いっそ切り捨てても構わない
白に染みこむ灰色のように
あたしの隙間に入り込んで構わない
『流星』
作詞:オガワエリ 作曲:daybreak
小さなボクの手の平を 波も立てず握り締めた
何も恐れず歩きたかった しがらみはそれを許しはしない
ずっと、遠い日には 描いた夢の形追うことが出来たのに
流れた星、数えて 沈んだ想いすくい上げ
今からでも遅くなんてない
臆病な心は踏み出してしまえば願いだって叶うさ
いつのまに時に身を任せ 生きる意味を忘れてたの?
ただ、繰り返す日々は 苦くて心に眠る想い忘れられない
流れた星、数えて 沈んだ想いすくい上げ
今からでも遅くなんてない
臆病な心は踏み出してしまえば強くだってなれるさ
流れた星、数えて 沈んだ想いすくい上げ
今からでも遅くなんてない
臆病な心は踏み出してしまえば願いだって叶うさ
『colorless』
作詞・作曲:オガワエリ
色のない世界がどんなに恐ろしいのか、あたしは分からないけれど
守るべきものは分かってるつもりだった
モノクロレンズごし ファインダーの向こう側
もがいてるあたしがいるなんて見ようともしなかった
日々を飛び越して鮮やかな丘は見えるかい
色のない世界がどんなに美しいのか、あたしは分からないけれど
守るべきものは分かってるつもりだった
色鮮やかなもの、色褪せてくもの
全部同じ所に還ってく
色のない世界がどんなに眩しいのか、あたしは最後まで分からないだろう
でも、目はつぶらない
色のない世界で・・・・
『蜃気楼の彼方』
作詞・作曲:オガワエリ
あたしがどれだけ頑張っても、背伸びしても見えなかった蜃気楼の向こう側
あたしから遠く見える人はきっとあたしとは違う人だと思ってた
だけどあなたは見せてくれたね 固く閉じてしまったあたしの心の奥を
紐解いていく様にあの蜃気楼の向こう側を少しだけ
誰だって弱いとこもあるし、泣きもするし笑いもする
あなたみたいな人がこんなにも近くにいたんだ、ねえ
このまま、あなたとなら 何処へだって行ける
あの蜃気楼の彼方にだって そう、その少し照れた笑顔で
あたしを正しい方に導いて
あたしが想像もしなかった、透明な世界が目の前に広がる
色眼鏡をしていた小さいあたしはもう何処にもいない
出会ってまだそんなにたってない でも、もっと近づきたい
あなたみたいな人がこんなにも近くにいたんだ、ねぇ
このまま、あなたとなら 何処へだって行ける
あの蜃気楼の彼方にだって そう、骨ばった手のひらで
あたしを正しい方に導いて
このまま貴方となら同じ未来を見れる あの蜃気楼の彼方にだって
このまま、あなたとなら 何処へだって行ける
あの蜃気楼の彼方にだって そう、その少し照れた笑顔で
あたしを正しい方に導いて
『朝焼け』
作詞作曲:オガワエリ
君の足跡を少しでも探そうとしているあたしがいる
時は無情なほどにあたしの記憶を流してしまうから
もう大好きだった君の声もぬくもりも思い出せない始末で
君と過ごしたあの街も、今は本当に遠くぼやけてる
あの頃に帰りたい、そう思うわけじゃない
だけど、あたしの胸に響いているのは君の優しい囁きだけ
近頃のあたしはまだ、君への歌を歌っている
今でもあたしは少しだけ胸が苦しくなってしまうから
もう大好きだった君に新しく触れることは許されない始末で
君と共に聞いたあの歌は今もあたしに根付いているのに
あの頃に帰りたい、そう思うわけじゃない
だけど、あたしの夜にピリオドを打てるのは君の優しい囁きだけ
あの頃に帰りたい、そう思うわけじゃない
朝焼けを待っている、あたしはきっとただそれだけ
だけど、あたしの胸に響いているのは君の優しい囁きだけ
朝焼けを待っている・・・
『短夜(みじかよ)』
作詞・作曲:オガワエリ
短夜に想いを馳せて 熱い夜、夏風吹いた
花火が消えた後 祭りの後寂しさよ
小石をひとつ転がして 星空一人帰り道
ふと買った線香花火 火をつけてみる
偶然出会った君の顔
線香花火、煙の匂い
そうして夏が過ぎて思い出の底の方
でも短夜 愛しくて
終わらないでと願う、君との帰り道
照れくさそうにうつむいて 言葉少な帰り道
夜空に紅が焼きついて 火照る頬をごまかす
「好き」なんて言えぬまま
淡い夏影、消えてゆく
そうして夏が過ぎて思い出の底の方
でも短夜 愛しくて
終わらないでと願う、君との帰り道
君との帰り道、もう夜が明けて
焼け付く空の下 ずっと、二人でいたい
短夜に想いを馳せて 熱い夜、夏風吹いた
花火が消えた後
『いらないあたし』
作詞・作曲:オガワエリ
何考えてんのよ、あたしは
貴方の中に少しでもそう、あたしへの気持ちが残っていると
何考えてんのよ、あたしは
貴方の隣が空いてるのにちょっとでも期待を抱いた?
貴方の中にあたしはもういない
自分の過ちのせいでだって
きっと分かっている筈なのに
これ以上、ダイヤルを押させないで
貴方の声は聞きたくない
愛しいだなんて思わせないで
どうしようもない、どうしようもない
思いに触れさせないで
何考えてんのよ。あたしは
いつか見た夢みたいにきっと、あたしを強く抱いてくれると
ひどく醜いあたしを見ないで
自分の過ちのせいでだって
きっと
分かってる筈なのに
いらないあたしをどっかに捨てて
あなたの声は聞きたくない
愛しいだなんて思わせないで
どうしようもない、どうしようもない
思いに触れさせないで